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寒い日がまだまだ続く中、皆さんはいかがお過ごしですか?

わたくし寒さのせいで最近は家に引きこもり気味なんです(>_<)
お陰で研究ははかどるのですが、いかんせん外に出ませんので体が重くなる一方で……もしかして皆さんも一緒ですか?:^-^
でもこの寒い季節も後もう少しの辛抱です!「暑さ寒さも彼岸まで」という日本の季節の区切りとして使用される慣用句にもあるように、お彼岸の時期まであと少し。そこで今回はこのお彼岸をテーマにお話をしていきましょう。

①そもそもお彼岸って何?

暦で三月の「春分の日」と九月の「秋分の日」を中心にして、各七日間行われるのがお彼岸といわれる行事です。春分・秋分の3日前の日を「彼岸入り」、3日後を「彼岸明け」というのです。春分・秋分の日は、ちょうど中間に位置しているので「彼岸の中日」と呼ばれているんですよ。
また、春分・秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に沈み、昼と夜の長さが同じになる日。阿弥陀仏の極楽浄土は西にあるとされている為、この時期に仏様の供養をすることで極楽浄土への道しるべになると考えられていたのです。
お彼岸は他の仏教国にはない、日本独自の仏教行事なのです。

②彼岸のルーツ(由来)

彼岸は仏教用語。もとは、梵語(ぼんご:サンスクリット語)の「パーラミター」。中国で「波羅蜜多:はらみた」「波羅蜜:はらみつ」と音写され、到彼岸と訳されます。到彼岸とは、こちら側(此岸)の私達が、あちら側(彼岸)に至る為の仏教修行のこと。到彼岸の「彼岸」は、迷いのない悟りの境地を意味し、彼岸に対して私達が生きている煩悩に満ちた俗世間のことを此岸(しがん)と仏教では言われているんです。
悟りの世界である彼岸を、死後の安らかな世界である浄土と捉えるようになり、現在のように亡くなったご先祖様に想いを馳せる「お彼岸」が定着していったようです。

③お彼岸とお墓参り

「お彼岸といえばお墓参り」といわれるほど、切っても切れないのがお墓参りです。この風習は、江戸時代頃から始まったと考えられています。
お彼岸時期には、ご家庭の仏壇をきれいにして、お線香、お灯明、供花、おはぎ等をお供えをします。一家揃って、ご先祖様に会いにお墓参りをする国民的、家庭行事が本当のお彼岸なんです。

余談ですが、お供え物の「ぼたもち」と「おはぎ」は同じものだとご存知でしたか?春の時期に牡丹の花が咲くように、春には「牡丹餅」、萩の花が咲く秋には「お萩」と季節の花になぞらえて言い換えられているそうです。
また、本来牡丹餅はこしあんで、お萩は粒あんで作るのだそうですが、現在は区別が明確ではなくなっているようですね!

それでは、春のお彼岸には家族皆でぜひお墓参りに出かけてみてはいかがでしょうか?その時にDr.ハカダスコーナーの「お墓参りの注意点」の参照もお忘れなく!