「思い立ったら吉日」というように、特別な決まりはありません。一般的には四十九日、百か日、月忌、一周忌などの法要に合わせられるようにお墓を建てて納骨することが多いようです。遅くとも三回忌までというのが一つの目安と考えられています。

また、生前にお墓を建てることを「寿陵」といい、仏教ではたいへん功徳の高い行いであり、中国では健康と長寿を招く縁起の良いこととされています。「自分で納得のいくお墓を建てられる」「子どもに経済的負担をかけないですむ」などといった理由から、最近寿陵で建墓される方が増えています。

ちなみに、お墓は相続税の対象にならないために、墓地の購入やお墓を建てるのにかかった費用は生前の資産から差し引かれ、結果として残された家族の相続税の負担を減らすことができます。お墓を購入しても不動産取得税や固定資産税はかかりません。

一緒に入れるところが全くないわけではありませんが、ペットの納骨を断わるところが多いようです。ペットを一緒に埋葬できる霊園を探すか、ペット専用の霊園に納めて、手厚く供養してあげたほうがよいでしょう。

跡取りがいなくて「無縁」となった場合でも、併設された永代供養墓に合祀してくれる霊園があります。

また、ロッカー式の納骨壇などで一定期間供養され、後々永代供養墓に合祀してくれる「納骨堂」などのお墓もあります。

墓地やそれに付属する施設の維持管理にかかる「管理費(料)」を毎年払う必要があります。管理費には通常、参道の整備、駐車場や緑地の維持、水道設備、墓地清掃などの費用が含まれます。管理費の設定は、各霊園・墓地または区画の種類や面積により様々です。

また寺院墓地では、管理費(または護持会費)の他にお布施や付届け、冥加金などを納める場合があります。

管理費などの支払いが何年も滞ると、永代使用権を取り消される場合もありますので注意が必要です。